アレルギー性結膜炎
花粉やホコリなどのアレルゲンが原因となり結膜炎を起こし、充血・眼脂やかゆみなどの症状が出ます。根本的な治療はなくアレルゲンから遠ざかることが重要です。アレルゲンとしては花粉やホコリだけでなく、ペットの毛やシャンプー・リンス・洗眼フォーム・化粧品なども原因となる可能性があります。アレルギー性結膜炎は放置すると巨大濾胞や石垣状乳頭増殖に進行することがあり、それによって角膜潰瘍が形成され、激しい疼痛や視力低下を引き起こします。早いうちであれば副作用の少ない点眼で治療可能ですが、一旦進行するとステロイドや免疫抑制剤による点眼治療を必要としますので、症状が軽いうちに眼科受診をお勧めします。